王様の仕立て屋シリーズの順番は?全4部71巻と日本編へのつなぎ

王様の仕立て屋シリーズの順番は?全4部71巻と日本編へのつなぎ

「いくつかシリーズに分かれていて、どれが最初?」
王様の仕立て屋シリーズの読む順番と全巻数を、集英社の書誌とグランドジャンプ公式で確かめて一覧表にまとめました。ストアで検索するとサルト・フィニート、サルトリア・ナポレターナ、フィオリ・ディ・ジラソーレ、下町テーラーの4つの副題が並び、どれが続きなのか分からなくなる。その迷いに、巻数・掲載誌・舞台の事実で答えます(確認日: 2026年10月22日)。

筆者は楽天Koboで第1部『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜』を2022年6月と7月の2回に分けて22巻まで買いました。23巻以降と第2部以降は、巻数・舞台・発売日などの事実だけで紹介します。各部の結末や終盤の展開には触れません。

PR:本記事はプロモーションを含みます。

王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1 表紙

『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1』

大河原遁/集英社 ヤングジャンプコミックスDIGITAL

Amazonで見る(Kindle版)

結論: 順番は刊行順、全4部71巻で2024年に完結

読む順番は、サルト・フィニート→サルトリア・ナポレターナ→フィオリ・ディ・ジラソーレ→下町テーラーの刊行順です。4つは外伝ではなく、主人公の仕立て職人・織部悠が登場し続ける第1〜4部。掲載誌の移籍や舞台の移動に合わせて、副題が変わっていると考えると整理がつきます。

順正式タイトル巻数(2026-10-22確認)筆者の所持
第1部王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜全32巻(完結)1〜22巻
第2部王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜全13巻で次の部へ持っていない
第3部王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜全7巻で次の部へ持っていない
第4部王様の仕立て屋〜下町テーラー〜全19巻(完結)持っていない

合計は32+13+7+19の71巻。グランドジャンプ公式は下町テーラーの最新刊を「19巻(完)」と表示しており、シリーズ全体は2024年に完結しています。2026年10月22日の時点で、続編の告知は見つかりませんでした。

4部の一覧: 掲載誌・連載期間・巻数・舞台

作者は4部とも大河原遁。連載は2003年のスーパージャンプから始まり、第2部以降はグランドジャンプ系の誌面に移りました。

タイトル掲載誌連載舞台1巻の発売
サルト・フィニートスーパージャンプ2003年〜2011年イタリア・ナポリ2004年1月(Amazonの商品ページ表示)
サルトリア・ナポレターナグランドジャンプPREMIUM→グランドジャンプ2012年〜2016年イタリア・ナポリ2012年5月18日
フィオリ・ディ・ジラソーレグランドジャンプ2016年〜2018年イタリア・ナポリ2016年9月16日
下町テーラーグランドジャンプ2018年〜2024年日本・谷中2018年12月(Amazonの商品ページ表示)
王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1 表紙 王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜 1 表紙 王様の仕立て屋〜フィオリ・ディ・ジラソーレ〜 1 表紙 王様の仕立て屋〜下町テーラー〜 1 表紙

各部の始まり方を、版元の紹介文から分かる範囲だけ並べます。

  • 第1部 サルト・フィニート(全32巻)ナポリの泥棒市に住む日本人の仕立て職人・織部悠が主人公。筆者は1〜22巻を楽天Koboで所持しています。
  • 第2部 サルトリア・ナポレターナ(全13巻)悠がナポリに自分の店を開くところから。2巻の紹介文には「新シリーズ、開幕」とあります。
  • 第3部 フィオリ・ディ・ジラソーレ(全7巻)ジラソーレ社からの依頼が軸になる部。全48話です。
  • 第4部 下町テーラー(全19巻)舞台は日本の谷中。店主が危篤になった老舗テーラーで、悠が臨時の店番を務めるところから始まります。

同じように部ごとに副題やタイトルが変わる長編として、ジョジョの読み始め方も整理しています。部ごとの区切り方を比べたい人はこちらへ。

関連記事: ジョジョは何部から読む?巻数リセットと電子版の巻割りで選ぶ入口

取り違えやすい3つの点

副題が4つあるうえに、電子版と雑誌で表記が違う箇所もあります。次の3点を買う前に押さえておくと、ストアで迷いません。

1. 「無印」の王様の仕立て屋は無い

副題なしの『王様の仕立て屋』という単独シリーズはありません。第1部の正式名が『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜』で、いわゆる無印にあたるのがこれ。「無印を読んでからサルト・フィニートへ」と探しても、その前の巻は見つからないわけです。

2. 電子版のレーベル名と掲載誌は別物

電子版は4部とも「ヤングジャンプコミックスDIGITAL」のレーベルで配信されています。ただ、第1部の掲載誌は週刊ヤングジャンプではなくスーパージャンプ。第2部以降はグランドジャンプ系です。レーベル名から「ヤングジャンプ連載の作品」と思い込むと、掲載誌の情報と食い違って見えます。

3. 第3部は全7巻

グランドジャンプ公式の第3部ページには「最新刊8巻」という表記が残っています。けれども、紹介文の中身は7巻と同じで、集英社の書誌・Kindle・楽天Kobo・BookLiveはいずれも全7巻。第3部は全7巻と考えて大丈夫です。

このほか、2008年には第1部の話を再収録した選集『サルト・フィニート The Special Edition』(全4巻)も出ています。再収録のため、読む順番に組み込む必要はありません。

日本編へのつなぎは第3部7巻の特別編

第3部から第4部へは、舞台がナポリから日本へ大きく移ります。そのつなぎにあたるのが、フィオリ・ディ・ジラソーレ7巻に収録された特別編「維新の鋏」。集英社の7巻の紹介では、次章・日本編に連なるプロローグと位置づけられています。

つなぎ目何が変わるか確認できる事実
第1部→第2部掲載誌がグランドジャンプ系へ悠がナポリに自分の店を開く
第2部→第3部依頼の軸がジラソーレ社へ舞台はナポリのまま
第3部→第4部舞台がナポリから日本・谷中へ第3部7巻(2018年7月19日発売)の特別編「維新の鋏」がプロローグ

では、グランドジャンプで下町テーラーを知った人は、前の3部を読む必要があるのか。公式は第4部の開始を「満を持して日本編開始」と打ち出していますが、「前の部を読まなくても分かる」とまでは書いていません。途中から入って話が追えるかは人によるので、本記事では判断しません。

事実として言えるのは2つです。

  • 順番どおりに読むなら第1部1巻から。下町テーラーの直前には第3部7巻の「維新の鋏」が入ります。
  • 下町テーラーから入るなら主人公は前の3部と同じ織部悠。日本編の入口を確かめたいときは、第3部7巻の特別編がどこに入っているかを知っておくと迷いません。

サルト・フィニートを22巻まで2回に分けて買った記録

王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1 表紙

ここからは楽天Koboの購入履歴です。サルト・フィニートは、2022年6月20日に1〜19巻を同じ日にまとめて購入。約2週間後の7月4日に、20〜22巻の3冊を買い足しました。

完結済みの全32巻なので、まずまとめて買い、続きは後から足すという買い方もできます。

巻筆者の購入日(楽天Kobo)冊数
サルト・フィニート 1〜19巻2022年6月20日(同日)19冊
サルト・フィニート 20〜22巻2022年7月4日(同日)3冊

Koboで買っている理由や、Kindleとの使い分けはこちらにまとめています。

関連記事: 電子書籍リーダーおすすめ比較|KindleとKoboどっちを選ぶ?

電子で揃えるときに引っかかりやすい点も挙げておきます。

  • 副題ごとに1巻から並ぶ4部はストア上で別々のシリーズ。「サルト・フィニート 1」と「下町テーラー 1」は別の本なので、カートに入れる前に副題まで確かめてください。
  • 期間限定の無料版が別の商品として出ていることがある確認時点(2026年10月22日)の楽天Koboでは、サルト・フィニート1〜3巻の【期間限定無料】版が配信されていました。期間は確認できておらず、終了している可能性もあります。通常版とは別の商品ページなので、巻をそろえるときは取り違えに注意を。
  • 最終巻の副題を見る第1部32巻、第4部19巻がそれぞれの最終巻。サルト・フィニート32巻と下町テーラー19巻は別シリーズの最終巻です。どちらかを「シリーズ全体の最終巻」と取り違えないよう、副題で見分けてください。

最初の1冊と、買う前の確かめ方

入口は2通りに分けると考えやすくなります。

Kindleでも楽天Koboでも、4部71巻はすべて電子で配信中。全71巻とまとまった量があるので、いきなり揃える前に1巻の冒頭を試し読みや無料話で確かめておくと、絵柄や服飾の話の濃さが自分に合うかを判断できます。スーツや生地の専門用語が多い作品なので、服飾の話に興味がない人には合わない可能性があります。無料で読める話数の多いマンガアプリは、こちらで比べました。

関連記事: マンガアプリ 無料 読み放題を比較|ピッコマ・LINEマンガ・シーモア・ebookjapanの違い

まとめると、王様の仕立て屋シリーズの順番は刊行順のサルト・フィニート→サルトリア・ナポレターナ→フィオリ・ディ・ジラソーレ→下町テーラー。全32巻・全13巻・全7巻・全19巻の計71巻で、2024年に完結しています。無印は無く第1部がサルト・フィニートであること、日本編へのプロローグが第3部7巻にあること。この2点を知っておけば、ストアに4つの副題が並んでいても迷わずに済みます。

王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1 表紙王様の仕立て屋〜下町テーラー〜 1 表紙

順番の起点になる第1部『王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1』と、日本編の第4部『王様の仕立て屋〜下町テーラー〜 1』(集英社)

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